見学をした時の印象と、「働いてみよう！」と思った理由
見学した際、院内の清潔感が素晴らしく、対応していただいた先生の一つ一つの所作が機敏かつ丁寧な対応をしている印象を受けました。決めたきっかけは、人間として鍼灸師として成長できると感じたからです。技術力だけでなく接遇力なども学べ、一社会人として人間力を高められる環境で働きたいと思いました。また社長とお話させていただく中で、施術のことも社員のことも鍼灸師の未来についても熱く考えていることに感動し私も貢献したいと感じ決意しました。
院内の雰囲気、患者さんと接する楽しさや難しさについて
院内の雰囲気は明るくスタッフ同士のコミュニケーションが取れていて相談もしやすいです。しかし、ただ明るいだけでなく、「やる時はしっかりやる。」場面場面での使い分けができています。患者さんはそれぞれ趣味や性格、お仕事すべて違うので会話を通して色々なお話を聞けて楽しいです。自分も好きなことで盛り上がったり、地域や歴史だったり知らない事を教えてもらえたりします。その半面コミュニケーションは難しい物でもあると感じています。一つの言葉の言い方やトーンで患者さんがどのような状態であるか把握する力も必要ですし、表情や姿勢からも読み取る力も必要です。主訴で訴えてくれていることだけでなく、その患者さんが本当に伝えたいことや背景を見ることは難しいですがやりがいを感じています。
定期的に勉強を行うことについて、何か驚いたことは？
実際現場に出ると国家試験に向けて勉強してきた内容に加えて、現場ならではの知識なども必要になってきます。他の先生方の感覚や今まで行ってきた施術体験などを共有してもらえ勉強になります。施術だけでなく、言い回しなども聞けて自分自身の引き出しも増えてきます。
患者さんの症状に向き合ってみて思うこと
患者さん一人一人、生活環境、年齢、骨格、筋肉量、仕事内容等違うので同じ症状でも全く同じ状態というのはありません。その中で何が患者さんにとって適切な施術なのかというアプローチから始まり、声かけや空間づくりは適切だったかを追い求めていくと、とても深く自分自身の力不足を感じます。
どんな仕事をしていますか？また、この仕事をしていて良かったと思うこと、一緒に働く方へのメッセージ
鍼灸師はただ鍼を打つ仕事ではありません。その方がなぜ痛くなったのかを考え「痛みがなくなったら何をしたいか」など心身両面でサポートでき、微力ながら一緒に未来を作っていける仕事だと思っています。なかなか「良くなったよ」「ありがとう」と言っていただける仕事はなく、この仕事をしていて良かったと思えます。最初は分からないことばかりで不安もあると思いますが、私もここにいる先生たちもみんな初めはそうでした。勉強や研修は大変な事もあると思いますが、最初にしっかり学んでおく事は将来必ず良かったと思える時が来ます。丁寧に教えてくださる先生たちもいます。鍼灸師としても人間としても成長できるこの環境で一緒に成長していきましょう！
